パソコン清掃

PC内の清掃

どうせ掃除するなら、パソコンの中もやってしまいましょう。といっても、ノートPCを分解するのはオススメできませんので、デスクトップPCでご説明。

1:パソコンを開ける

パソコンを開けるということは、なかなしません。もちろん説明書にも載っていますので、きちんと説明書を見ていただいて開けてください。でも、まあみんな似たようなものなので、開けるだけなら、誰でも出来ますよ。

今回使うのは、FMVのデスクトップです。本来ならば汚れているPCを使いたいところですが、手元にあるPCは綺麗なものばかり。なので、まあ、比較的メジャーなメーカー品を使うことにします。

FMVCEです

後部にあるネジを2つ外します。

端子部サイドのネジをはずします

そして、上蓋をスライドさせると、

ガチャっとスライドします。

外れました。内部をのぞいてみましょう。

本体と蓋ですね
本体内部です。真ん中の棒が外れます。

向かって左が光学ドライブ・電源などです。右側が、CPU・メモリなどですね。マザーボードは右側の緑色の部分です 。

2:各部を清掃しましょう。

これで、PC本体は開きました。ここから清掃します。が、ひとつ注意があります。それは静電気です。PC触る前から静電気は注意ですが、内部を触るときは特に注意です。下手をすると故障します。しっかりと静電気をとっておきましょう。

それでは、各パーツを見ながら清掃です。

2-1:CPU

CPUのファンです。この下にCPUがあります。

CPUのファンには多分ほこりが詰まっていると思います。本体を開けると真っ先に目につくものです。

CPUのファンを掃除しましょう。大まかなホコリは簡単に取れます。1枚1枚拭いてもよいでしょう。ヒートシンクもはずせます。はずしてから
掃除機などできれいにしましょう。今回は面倒なので、そのままでやってますが、静電気がおきるので直接掃除機はお勧めしません。

ファンの取り外しをしてみます。

これはヒートシンクです

ファンはネジ4本で締めてあります。少々きついですがはずしてみました。ヒートシンクという鉄の板が並んでいます。ここにCPUの熱を出して、ファンで外に噴出します。そのため非常にホコリが詰まります。埃が詰まるとファンが動かなくなります。気をつけましょう。ここのホコリを掃除機やOAクリーナーで掃除して、ファンの裏側も同様に清掃します。ファンを戻すときは正確に。失敗するとうるさくなります。

2-2:電源

電源部にもファンがありますので、CPU同様埃の巣窟です。しかも分解できませんので、大変です。

電源です。内側のスリットですね。
外側にある電源の吸気口です。ファンがあります。

外側と内側のスリットに埃がたまっていませんか?つまんで取ったり、掃除機で吸い出しましょう。掃除機はくっつけすぎないように。一通り埃が取れても、内部にはまだあります。エアスプレーがあると外に埃を飛ばせますよ。

2-3:メモリ周り

メモリです。外れますね。

メモリは、むき出しなので、埃が付きやすいです。放置すれば故障の原因にもなります。取り外し、やわらかい布などで、拭き取ってあげましょう。静電気に特に弱い部品ですので気をつけましょう。その周りやマザーボードも掃除機などで埃をとります。

2-4:ドライブ周り

HDDやDVDドライブにはケーブルいくつか刺さっています。このあたりが特に埃が溜まります。できれば、一度取り外して掃除するのが良いですが、取付や配線がわからなくなると大変です。ただし、あまりガシガシケーブルを掃除すると、コネクタ周りに負担がかかるなど良いことはありません。

このように分解せずにドライブを動かせると、掃除しやすいです。

2-5:蓋

上蓋のスリットです

蓋にもスリットがあると思います。ここからファンが給排気しますので、綺麗にしておきましょう。ただの鉄板やプラスチックですから、それほど気を使う必要はないですが、埃が細かいところに詰まりやすいので、適当にやると汚くなります。気をつけましょう。

2-6:組み立て

これだけ掃除すれば大丈夫でしょう。さあ、元通りにしましょう。分解したのと逆の順に取付ます。ネジなど無くさないように。メモリがぬけていたり、ファンが外れていると、動かなかったり故障します。しっかりと組み付けましょう。

以上で、内部清掃を完了します。久々にPCを開けるとホコリがすごいです。マスクがあるといいですね。

あるとよかったもの

今回は手元にあった卓上掃除機を使いましたが、OA用のアタッチメントがあると便利です。
通常の掃除機にはめてつかえます。
あとは、マスクがあるといいですね。